ゲームのはなし

ゲームは好きですか。私は好きです。好きだけどやりません。飽きっぽい性格なのでクリアする前にほったらかしてEDを見ないまま手放してしまったゲームがいくつかあります。もしくは弟が先にクリアして一緒にEDを見てしまったがために、なぜか自分もクリアした気になって手をつけなくなったものとか。

そんな私が最後までやりきったゲームの話をいくつか。あれっ本のためにつくったブログなのに。まあいいや今日はそんな気分なんです。

『FRAGILE～さよなら月の廃墟～』

随分前に発売されたWiiの廃墟探索RPG。ネットで感想を探せばごろごろ出てくる「惜しい」「残念」「神ゲーになり損ねたクソゲー」の文字たち。しかし100人がクソゲーだと評価しようとも私は神ゲーだと思っています。

人類が今まさに滅亡しようとしている世界。主人公は、一緒に暮らしていた“おじいさん”が亡くなり一人になってしまいます。主人公は廃墟と化した街で“生き残っている仲間”を探しながら、大きな赤い鉄塔（東京タワー）を目指して旅をする、というお話です。

廃墟と化した街。そう廃墟。私は廃墟が大好きです。廃墟の何が好きとか言い出しちゃうと長くなるので省きますがとにかく廃墟が好きなのです。そしてこのゲームは廃墟を探索するのです。最高！

地下鉄の駅や商店街、遊園地や観光ホテル、ダム、なんかよくわからない研究所に東京タワー。実在する場所をモデルに作られたダンジョンは、懐中電灯で照らしながらじっくり見たくなります。途中ホラーっぽい要素がちょこちょこあって、対野犬とか対幽霊とか、その戦闘が本っ当に邪魔で「残念」とか「惜しい」とか評価されてしまうんでしょう…。でも個人的には廃墟の造り込みが細かくてすごいので許しちゃう！

最初のダンジョンが地下鉄の駅なんですね。明かりのない、静かで暗い駅構内。ぐるぐる歩いて、線路を辿って地下鉄から抜けると、外に出た主人公の目に飛び込んでくる朝焼けの風景。本当にきれいなんです、ゲームやりながらめっちゃ感動しました。あの場面だけは忘れられない。

ミステリーなんだかSFなんだか、ストーリーも最後は拍子抜けしてしまったりするんですが、途中アイテムを拾うことによって挟み込まれる「かつて生きていたひとたちの思い出」のショートストーリーは印象的です。音楽も本当にきれいで、サントラだけでもおすすめしたい。定期的に思い出してやりたくなるゲームです。

『ICO』

PS3のリマスター版をプレイしました。打ち捨てられた古城に生贄として閉じ込められた主人公が、そこで出会った言葉が通じない少女と手をつないで、共に城からの脱出を試みるアドベンチャーゲーム。ここでも廃墟だよ、厳密には違うけど。廃墟となりつつあるような古城を探索ですよ。これもまたグラフィックがきれいなんだ…。

ICOの面白いところは、結構これ有名だと思うんですけど、ヒロインと手を繋いで移動するところですね。プレイヤーがボタンを押してる間は手をつないで、ボタンから指を離すと主人公と少女は手を離します。手をつないだまま主人公が走れば、後ろからひきずられるような形で必死に走ってついてくる少女。主人公が先に段差に上って、上からおーいって呼んで手を差し伸べても、あんまり高いところだと怖いのか登れないのかイヤイヤと首を振る少女。とってもかわいい。ずーっとボタン押して手つないでました、少女が手を取ってくれるのがなんだかうれしくて。キャッチコピーが素敵なんですよね、「この人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから」。

このゲーム、BGMらしいBGMが無いんですよ。静かな古城に響く足音だったり、中庭をびゅうびゅうと吹き抜ける風の音だったり、水路を流れる水の音だったり、自然の音しかないんです。広い世界で自分と少女の2人だけしかいないんじゃないかって錯覚しちゃう。雰囲気というか世界観がねーとってもいいんですよー。ヒロインの少女が、多分主人公より少し年上なんでしょうね、主人公より背が高くて大人びてるのがまたいいんです。大人しいお姉さんと、行動力に溢れた弟みたいな。守って守って～なか弱いヒロインかと思えば、こっちが攻略に躓いて先に進めないでいると、お姉さんらしくヒントをくれるんです。

深読みしたくなるストーリーと世界観、空気感が素敵なんです。ネタバレしちゃうのあれなんで詳しくは書きませんが、ラストのじんわりとした余韻がなんとも言えません。その後のストーリーを想像したくなります。

あれ、思ってたより長くなっちゃった。まだまだ好きなゲームあるのにな。

どちらの作品も探せばCM動画上がってるのでぜひぜひ。続きはまたいつか。

自己紹介

自己紹介をします。

名前はこえびです。人間です。20代女性。一応女性。

好きな食べ物はエビフライとチョコレート。えびの天ぷらも好きです。エビチリも。

趣味は舞台鑑賞、昼寝、空想と妄想、創作をしたりしていなかったり。

書くことは大好きなのですが、いかんせん勢いだけで生きている人間なので、勢いで書き始めて結論にたどり着けないことが多々あります。

文房具屋さんめぐりも好き。本屋や図書館で、いろんな本の背表紙を見てまわるのが好き。ヴィレッジヴァンガードの本って絶妙なラインナップですよね、全部面白そう、読み尽くしたい。

好きなものについてひたすら語ったり、読んだ本の感想を興奮気味に綴ったり、もしかしたら趣味の創作のことにも触れるかもしれません。

よければ暇つぶしに読んでやってください。

真夜中の勢い

お昼にあった、サークルの打ち合わせ？親睦会？にて話が上がった個人ブログを作ってみたよ。

勢いだけで生きてる人間だから勢いだけで作ってみたよ。ブログやサイトに関する知識は全くないよ。ほんっとうに何もないよ。

まあ勢いでなんとかなるでしょう。

知識がなくとも簡単にブログが持てちゃうんだから便利な世の中だ。

2月入ったらいろいろちゃんと動かしていきましょうかねー。

ところでHTMLってなんだろう。